2018年1月

ささやき

ささやきは

いつかだれかの

胸に届くんだ


 詩 山本 善久

夕日

「きれいな夕日だね」

っていうから

「ただの夕日だよ」

って返す


それでも君はお構いなしに

「オレンジが濃くなって

蒼がかって

黒になって

星が見える瞬間がすき」


どうして微笑んでいられるの?

最後の夕日かもしれないのに


 詩 山本 善久

旅行雑誌

何気なく

旅行雑誌を立ち読みした

いけるかなんてわからないけど

いこうと思う気持ちが大事


どこかにいかない?


それは現実じゃなくても


 詩 山本 善久

作りすぎたカレー

作りすぎたカレーを

君に届けられたらな


そんなに好きじゃないか

そんなに上手じゃないけどさ


まぁいいじゃない

作りすぎたカレー

なんだからさ


 詩 山本 善久

再放送

再放送のような僕ら

再放送と違うのは

やりなおせるということ


君と僕

あの日のままで

今をいきよう


 詩 山本 善久

手のひら

手のひらを大きくあけて

君を制するしぐさで


おどろいていたから


手招きしてみたんだ

近くにおいで

大きく手招くよ


 詩 山本 善久

君のことなら

君のことなら

しってるよ

とても

寂しがりやだね

いいよ

そのままで

君の事は

なんでも知ってるから


 詩 山本 善久

落ち込む

もう一回

立ち上がろう

なんどでも

もう一回

そうやってここまできたし

これからもそうする


もう

落ち込むのは飽きたから

とりあえず


立ち上がって

いつもどおり


がんばります



 詩 山本 善久

景色

どんな景色で

僕は生きていくのだろう

君は

どんな景色で

死んでいくのだろう



 詩 山本 善久

雪の日

こんな雪の日だったね

君の家まで


自然に手をつないで

送っていったね


こんな雪の日だったね

君の家まで


いろんな話しをした

今思えば


あれが始まりだった


終わりはわからないけど

雪が解けるように


いつの間にか

自然に


 詩 山本 善久

新しい言葉

新しい言葉

探してるうちは

みつからないよ

いつの間にか

そこにあるものだから


 詩 山本 善久

突き刺す

突き刺すような

痛みなら

いっそ

突き刺して


 詩 山本 善久

最後の言葉

かなしいなぁ

って

君が言うから


かなしいねぇ

って

僕が言った



最後の言葉


 詩 山本 善久

君の事

うそじゃないよ

いっぱい

うそついてきたけど


今回は本当

うそじゃない


君の事


 詩 山本 善久

好奇心

とれたての感情で

かじってみようか


勇気じゃなくて

好奇心くらいで


 詩 山本 善久

はじめてみよう

明日は

少し早起きをしよう


そんなの早起きじゃないよ

そう君は言うけど


僕にとっては真夜中だよ

早起きをして

モーニングにいこう


そこから

初めてみよう


 詩 山本 善久

言ってしまおう

雨の夜だから

君の事

どうおもってるか

言ってしまおうか


言ってしまおう


 詩 山本 善久

ロマン

出土品のような

君の推理は

とても的外れだけど

ロマンがあるね


終わったことだけど


 詩 山本 善久

気は確か

見渡す限りの

霧の中

何かをつかんだ気がしたんだ


そしたら

幸せな気分になれたんだ


気は確かだよ


 詩 山本 善久

特別な日

わすれてないよ

特別な日

思い出したように

さかのぼるけど



おめでとう

特別な日


 詩 山本 善久

すれ違うのは

すれ違うのは

身体であって

心じゃない


そう信じたい

今日この頃です


 詩 山本 善久

ばしゃん

ばしゃんって

ばしゃんって

とびこめたならな


 詩 山本 善久

一筋

一筋の

水滴が

涙に

変わるように


僕が君にかわったなら


 詩 山本 善久

言葉くらい

好きに伝えたい

そうじゃなくなったら

僕は僕じゃなくなるから


 詩 山本 善久

夢だとしたら

それは

現実なんだと思う


君を抱いたら

わかること


 詩 山本 善久

気になること

気にしたまま

眠れるようになったんだ


 詩 山本 善久

それでもまだ

それでも

まだ

僕を求めるのなら


もう少し

生きてみようかと思う


 詩 山本 善久

いいわけ

飽きてきたわけじゃなくて

大人になってきたってことさ


 詩 山本 善久

飽きた

おせちに

飽きたからさ

君に逢いにいくよ


 詩 山本 善久

誓い

誓いは

目標ではなく

確実に

そんな

今年


 詩 山本 善久

年始の誓い

やりたいことをやって

行きたい場所にいって

いいたい事をいって

歌いたい歌を歌う

そして

逢いたい人に逢って

僕は

天下をとる


今年


 詩 山本 善久